超高濃度ビタミンC点滴療法 京都市でがん治療に力を注いでいる京都山科きぼうのクリニック

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超高濃度ビタミンC点滴療法

2005年9月、アメリカの国立衛生研究所(NIH)、国立がんセンター(NCI)、食品医薬品局(FDA)の科学者達が、

超高濃度ビタミンCは抗がん剤である。「高濃度ビタミンCががん細胞に対してだけ選択的に毒性として働く」
という衝撃的な発表をしました。

その内容は、

ビタミンCの酸化によって発生する過酸化水素ががん細胞を殺すが、ビタミンCが 血中にあった場合、酸化されて発生した過酸化水素は赤血球細胞内のカタラーゼなどの酵素によって除去される。 だから、点滴で静脈に入ったビタミンCは血液中では毒性を発揮することなく安全に運ばれる。 毛細血管からはみ出したビタミンCが、がん細胞にたどりついて初めて酸化され、発生した過酸化水素ががん細胞を殺す。
というメカニズム仮説でした。

この様にアメリカで権威のある施設のスタッフにより有効性が報告されています。
超高濃度ビタミンCは、通常の抗がん剤と異なり、副作用がほとんどないのが特徴です。
がん細胞に対する攻撃力が期待できる治療法です。化学療法や放射線治療の副作用を軽減させる作用もあります。

日本では元杏林大学医学部教授の柳澤厚生先生が、2006年10月より超高濃度ビタミンC点滴療法を初められ、本院は柳澤先生の指導の下、2007年11月よりこの治療を開始しました。その後、本院も各種雑誌等で掲載されるようになりました。( 参考:わかさ6月号 週間新潮 2009年6月5日号 )
今までに色々な成果を着実にあげています。

(図)血液中のビタミンC濃度が高くなるとがん細胞は死にます

血中ビタミンC濃度とがん細胞生存率のグラフ

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治療方法
点滴によって静脈内に投与します。
アメリカで約30年前から行っている一番有名なカンザス州の”The Brightspot for Health”と同じ治療が可能です。
費用:保険適応でない治療の為、自由診療(全額自己負担)となっており、保険外診療となります。
1回(50gまでの場合)…16,500円
期間、頻度
週1~2回程度
※症状によって変動します。
リスク・副作用
・G6PD欠損症の方は治療を受けることができません。
25g~50g以上のビタミンC点滴を行う前に必ずG6PDの検査を実施しています。
・腫瘍からの出血、尿管結石(研究でビタミンC点滴では尿管結石は起こしにくいことがわかっています)
がまれに起こります。
・点滴終了後の数時間は、簡易血糖測定器で測る血糖値が実際の血糖値より高値になります。
入手経路など
使用するビタミンCは、無添加で高濃度なものです。
国内では入手できず、アメリカで製造されたものを当院で個人輸入しております。
国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。

超高濃度ビタミンC点滴療法 Q&A

副作用はありますか?
副作用はほとんどありません。
どのような種類のがんに有効ですか?
これまでに乳がん、前立腺がん、肺がん、悪性リンパ腫、大腸がん、すい臓がん、卵巣がん、膀胱がん、腎臓がん、子宮がん、多発性骨髄腫などで有効との報告がありますがまだ充分に確立されていません。しかし、既にジェファーソン医科大学代替医療センターやカンザス大学がんセンターでは治療法として採用しています。
治療が受けられないケースがありますか?
腎臓機能の低い方や透析中の方は受けることができません。
どのようながんのケースに超高濃度ビタミンC点滴療法を勧めていますか?
現在、確立された有効な治療法(手術、放射線治療、抗がん剤など)がある場合、そちらを優先します。本院では、下記のケースに超高濃度ビタミンC点滴療法を勧めています。
・ 現在、有効な治療法がないがん
・ これまで有効であった治療法が無効になった場合
・ 現在行っているがんの治療法と併用する
・ 抗がん剤の副作用が強くて続けられない場合
どれくらいの頻度で点滴に通わなければなりませんか?
症状と予算にもよりますが週2回の点滴が標準です。
病状の経過で点滴の回数が変わります。
また、点滴を行わない日は、高濃度サプリメントによるビタミンC摂取をお勧めしています。
受診するにはどうしたら良いですか?
治療前に十分なご説明と同意のもとで治療を開始します。
・ 完全予約制になっています
・ がん治療、手術後の再発予防をご希望の方は、事前に調査票にご記入いただきます
・ がんと診断されている方は、病状に関する資料(レントゲンフィルム、 検査結果等)をご持参下さい。治療方針の決定に役立てます。
通院している病院の主治医にはどのように伝えたら良いでしょうか?
現在通院している病院にはそのまま通院を続けて下さい。本院で医師向けの説明資料を差し上げますので主治医にお渡し下さい。
《お問い合わせ》
京都山科きぼうのクリニック ℡ 075-591-4722(担当:山下)

ビタミンC

ビタミンCは、抗加齢医学の分野では、アンチエイジング作用のある物質の代表的なものとして認められています。
酸化ストレスは活性酸素などに代表される酸化原因物質により引き起こされる「体のサビ」が過剰になっている状態です。
酸化ストレスは「体のサビ」を増やします。
このサビが過剰になった時、色々な生活習慣病( 動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、がん等 )や老化の引き金になると考えられています。
精神的ストレス、紫外線、生活習慣病(タバコ、アルコール)等、酸化ストレスを増やす原因はさまざまです。
ビタミンC、ビタミンEは抗酸化物質としてあらゆる病気の予防に役立ちます。

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