トップ>がんの自由診療>がん性腹膜炎(腹膜播種)
腹腔内の色々ながんが進行して、無数のがん細胞がお腹の中に散らばりがん性腹膜炎になります。
腹水が増加してくると、急速に体力が低下し、寝たきりになります。
もしおなかの中のがんの進行を抑制する治療を行わなければ、必ず、腸閉塞や閉塞性黄疸を併発して、余命が短くなります。だから、がん性腹膜炎(腹膜播種)の場合、一刻も早い治療開始が患者の生死を決定します。もう治療法がなくホスピスを勧められた方でも治療可能です。
本院がお勧めの腹腔内がん治療は、腹腔内に直接薬を注入することで、がんの増殖を強くおさえ、腹水がたまらなくなると全身状態が急速に良くなります。
血管内点滴より使用する薬はずっと少量で効果があり、副作用も少なく、90才の方でも治療しています。
本院は腹腔内治療に特化した施設ですので、体力がつけば今までの病院でまた抗がん剤治療や手術が可能になる事も期待できます。
腹腔内治療をするには、腹腔ポートを留置しなければいけません。この手技は全部保険適用です。
しかし、腹腔内治療で注入する薬剤等は保険外治療です。
がん性腹膜炎の治療の為に、開腹手術ではなく腹腔鏡又は局所麻酔での腹腔ポートの留置が必要です。
この手技は、全部保険適用です。体に優しい治療なので高齢の方でも治療は可能です。
腹腔内がん治療をして腹水がなくなれば急速に全身状態が良くなります。
腹水、排液(又は、カート治療)は、一時しのぎの治療です。腹水をなくす治療が一番大事です。
本院は、大阪市東成区の朋愛病院の田中先生と近隣の病院の協力のもと、数年前より腹腔内がん治療を本格的に取り組んでおり、ほとんどの方に効果をみています。
本院は末期のがん性腹膜炎の方の延命効果だけでなく、短期間で社会生活ができる様にスタッフ一同、日々努力をしています。
- 当院で末期のがん性腹膜炎に対してあきらめずに治療にチャレンジし、明らかに効果を認めています。
- 今回、短期間で(1ヶ月以内)副作用もなく、新しい遺伝子がん性腹膜炎治療の効果を認めました。
- 2名の患者さまは腹水が減り、腫瘍マーカーも大幅に低下した方がおられました。
- 又抗がん剤を使わず、遺伝子治療だけで完全に腸閉塞をおこしている方が、1ヶ月以内に腫瘍が小さくなり腸閉塞がなくなり、便が出るようになられた方がおられます。
- 最近、80代の女性が1ヶ月で腹水が抗がん剤だけでほとんどなくなり、食事ができるようになりました。
現在行われている一般的な抗がん剤の点滴療法だけでは、がん性腹膜炎には効果はあまり望めません。
がん性腹膜炎は、抗がん剤を血管内に投与しても効果はあまり認められません。
なぜなら血管内点滴では、腹腔内にはほとんど薬が届かないからです。逆に抗がん剤の副作用だけで全身状態はさらに悪化することもあります。
腹腔内がん治療に使用する抗がん剤は一般的な抗がん剤です。そして直接がんに作用しますので、血管内点滴よりかなり少量で効果があります。
月数回(症状により違います)くらいでほとんどの人に効果があらわれます。それだけでほとんどの人に延命効果がみられます。
以前は、がんの増殖にブレーキをかける程度ですが、現在は無限増殖をストップする作用があり、正常細胞には作用しない為、副作用はほとんどありません。(発熱が少々)
抗がん剤を使うのに抵抗のある人、又は抗がん剤で効果の少ない人は併用するか、これのみだけでも効果が期待できます。