京都府京都市山科区四ノ宮垣ノ内町1

京阪四宮駅すぐ

075-501-2551

自費診療

当院では現理事長が2003年から点滴治療を導入しており、京都では歴史があるクリニックの一つです。特に高濃度ビタミンC点滴療法は京滋地区では2007年より導入しており、多くの実績があります。
一般的な保険診療は病気を治すための薬が多いですが、当院ではいつまでも若く健康で長生きするための予防医学も行っています。

高血圧や脂質異常症などの病気を治すための薬の多くは一度内服を始めると中止することが難しいため、長寿になるにつれ薬代も非常に高額となります。そのため病気を治すだけでなく、病気にかかりにくい体を作ることが大切です。それには、まず免疫力と抗酸化力を高めることが重要ですが免疫力は年齢とともに低下します。当院では若い頃の免疫力や抗酸化力を維持し、現在の免疫力を向上させるためにさまざまな治療を提供しています。これらは美容効果も期待されており、エイジングケア目的で受診する方も多くおられます。

また院長、理事長ともに抗加齢医学会、点滴療法研究会に所属しており、治療内容については定期的にアップデートしております。新しい知見を得て、より良い治療を受けていただけるように努めています。

お問い合わせ先075-591-4722

自由診療(美容・悪性疾患ともに)は
完全予約制です。

治療一覧

高濃度ビタミンC点滴療法

「高濃度のビタミンCはがん細胞を殺す」という共同論文が米国で2005年に発表されました。これを契機に、米国の大学病院を中心に高濃度ビタミンC点滴ががんの補助療法として研究と普及が始まり、日本でも2007年頃から徐々にがん治療の選択肢として導入される様になりました。副作用の非常に少ない治療のため、他の治療と併用しやすく幅広く用いられています。また美白美肌効果やニキビ改善効果、疲労回復効果も期待できます。当院では2008年より高濃度ビタミンC点滴療法を導入しています。

当院で使用している薬剤について

当院ではマイラン社(米国)、及びDNP社のビタミンCを使用しています。

悪性疾患またその予防:マイラン社製
美容・エイジングケア:DNP社製

効果が期待できる症状・疾患

悪性疾患:胃がん・大腸がんなど各種悪性腫瘍、白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫など
美容・エイジングケア目的:美肌効果、疲労回復効果

投与時間・頻度

約1時間半~2時間です。

悪性疾患(がん・リンパ腫など):
週に2回が目安となります。
※基本的に投与量は50g以上ですが、初回のみ25gでも投与可能です。
美容・エイジングケア目的の方:
月に1回から週に1回程度が目安となります。
※基本的に投与量は25gとなります。

主な副作用・注意点

  • 高濃度のビタミンCを投与すると投与スピードにより頭痛や血管痛が出現することがあります。その際には硫酸マグネシウムの注射を行い血管痛を和らげたり、投与スピードの調節を行います。
  • 高度の心不全、腎不全の方、透析中の方は、この治療を受けることができません。また、多量の胸水や腹水がある方はその症状が悪化する事があると言われています。
  • G6PD欠損症の方は溶血の恐れがあり、多量の高濃度ビタミンCを投与する際は事前に必ずG6PD欠損症の有無を確認します。(25gまでは原則不要です)
G6PD欠損症とは
G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常により、ビタミンCをはじめとする薬剤の投与や感染などにより溶血性貧血、黄疸などの症状を起こします。アフリカ、地中海沿岸、東南アジアでの頻度は高いものの、日本人の頻度は約0.1%です。
G6PD欠損症の有無は血液検査で確認できます。当院では検査結果が出るまでは約1~2日間です。

治療の流れ

初診の方はまず治療内容についてご相談いただきます。特に悪性疾患の方は事前に問診票をご記入いただき、入念に医師よりお話をさせていただきます。
診察の後にビタミンC点滴を行いますが、初回のビタミンC投与量は25gまでとなります。美容・エイジングケア目的であれば25gで維持される方も多いですが、悪性疾患に対する治療目的として投与する場合はさらに投与量が多くなります。その際に重症な溶血性貧血のリスクを確認するため、前述のG6PD欠損症でないことを必ず確認してからビタミンCの投与量を増量することになります。

ビタミンC血中濃度について

悪性腫瘍の方はビタミンCの血中濃度を4000μg/ml以上に保つことで癌細胞の生存率が低くなると言われています。悪性腫瘍の治療や予防の方には血液検査によりビタミンC濃度を測定・確認し、ビタミンC投与量についてご提案・調整いたします。

マイヤーズカクテル

人間の身体に必要とされるビタミンやミネラルなどの栄養素を血管内に注入することで風邪や喘息、慢性疲労など幅広い効果が期待できる治療薬です。ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、ビタミンC、マグネシウムなどを混ぜて点滴します。ビタミンBは新陳代謝の活性化、ビタミンCは免疫力、マグネシウムには血圧を下げる効果があります。サプリメントに比べて点滴は直接血管内に入るため、より早く高い効果が期待できます。

当院で使用しているマイヤーズカクテル点滴の製剤内容

硫酸マグネシウム、グルコン酸カルシウム水和物(カルチコール®)、ビタミンB1、B6、B12混合製剤(ビタメジン®)、ビタミンB1、B2、B6、ニコチン酸アミド、パンテノール、C混合製剤(シーパラ®)、パンテノール(パントール®)、アスコルビン酸注射液を5%ブドウ糖溶液に溶解して点滴で投与します。
なお高濃度ビタミンCとの併用も可能です。

効果が期待できる症状・疾患

慢性疲労、上気道感染症、アレルギー性鼻炎、慢性蕁麻疹、線維筋痛症、片頭痛、エイジングケア・美白

投与時間・頻度

投与時間は約40分
週に1回程度を目安にしています。

副作用・注意点

  • 血管穿刺部の痛みが発生する場合があります。
  • 点滴ではほとんど生じませんが、マグネシウムの急速静注は低血圧、失神を誘発することがあります。静注を止めることで20~30秒以内に改善します。

グルタチオン点滴療法

グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の一つであり、脳を様々な有害物質から守る役割を果たしています。パーキンソン病患者の脳内においてグルタチオンが減少していることが報告されており、欧米ではパーキンソン病患者にグルタチオンの点滴を行うことで症状の著明な改善を認めた報告があります。
またグルタチオンは強力な抗酸化作用で皮膚内の中性脂肪から活性酸素により生成された過酸化脂質を還元させ、メラニンの生成・定着をブロックします。そのため美白効果もあると言われており美白目的の点滴としても用いられています。
そのほかにもグルタチオンは肝臓の解毒作用を有し、肝疾患の治療に広く用いられてきたこともあり二日酔いやストレスの改善も期待でき、連鎖的に起こる不眠などの効果も期待できます。

当院で使用している薬剤について

グルタチオンの製剤はタチオン注®
グルタチオンは100mlの生理食塩水に溶解して点滴で投与を行います。

効果が期待できる症状・疾患

パーキンソン病、レビー小体型認知症、エイジングケア・美白

投与時間・頻度

  • 週に1~2回で開始し、一定期間投与後は2週間に1回程度が目安となります。1回投与量は1600mg程度で開始しますが、多ければ3000mgほど投与することもあります。
  • 点滴投与時間は概ね20~30分です。

副作用・注意点

  • 食欲不振、悪心・嘔吐、発疹、頭痛などが見られることがあります。

その他

プラセンタ治療

ヒト胎盤(プラセンタ)から細胞増殖因子など有効な生理的物質を抽出した医薬品です。自律神経やホルモンバランスを調整し、免疫力や抵抗力を高めます。当院ではラエンネックを用いております。これは日本国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用して作られたものです。元々肝機能障害の治療薬として開発されました。プラセンタが持つ基礎代謝促進作用や解毒作用によって、肝細胞増殖因子(HGF)が活発化し、肝機能が回復する効果が期待できます。
当院では皮下注射で投与を行っています。1回に1アンプルの皮下注射を行っておりますが、2アンプルまで投与可能です。

当院で使用している薬剤について

当院ではラエンネック®を用いています。
ラエンネックについて

効果が期待できる症状・疾患

閉経後の更年期障害、エイジングケア・美白

投与時間・頻度

皮下注射もしくは筋肉注射のため時間はかかりません。
頻度は週に1~2回程度をお薦めしています。

副作用・注意点

厚生労働省の指針としてプラセンタ注射を受けた方は献血ができませんのでご注意ください。

8-OHdG(8-ヒドロキシ-2-デオキシグアノシン)検査

私たちは生活の中で様々なストレスに曝されて生活していますが、その際に体の中のDNAの一部は酸化ストレスにより修飾を受けます。その際に発生するのが8-OHdGと呼ばれるものです。8-OHdGは活性酸素による生体への影響を鋭敏に反映します。この値が少ないほど酸化のダメージは少なく、多いほど酸化が進んでいることを示します。当院では体の中の酸化度を知るために、尿中酸化ストレスマーカー短時間測定システムを用いて検査を行っています。
悪性疾患の方はもとより、美容やエイジングケアの方でも潜在的な心身のストレスの評価を行うことができます。

Lypo-C

最近ではSNSやテレビ広告でも取り上げられており注目のサプリメントです。
元々ビタミンCは口からの摂取では非常に吸収しづらく、すぐに体外に排出されてしまいます。多量になればなるほどこの現象は強くなり、血液中に吸収される限界を超えて摂取することが不可能と言われています。しかしビタミンCをリポソーム化することで血中濃度を高め、持続性においても飛躍的に効果を高めることがわかりました。
当院では高濃度ビタミンC点滴を行う方に、自宅でも飲んでいただけるように販売もしています。また点滴を行わない方でもご希望の方へ販売しております。

Lypo-C 公式サイト

その他エイジングケアに対する各種サプリメントを取り扱っております。
上記以外にもご希望の注射などあれば事前にご連絡・ご相談ください。

治療費用

診察料 費用(税込)
美容・エイジングケア 初診料 3,300円
悪性疾患、またその予防 初診料 13,200円
再診料 0円
高濃度ビタミンC  
●美容・エイジングケア
高濃度ビタミンC
(DNP社製使用)
12.5g 5,500円
25g 7,700円
●悪性疾患、またその予防
高濃度ビタミンC
(マイラン社製使用)
25g(初回は25gから開始) 16,500円
50g 16,500円
75g 22,000円
100g 29,700円
ビタミンC血中濃度測定 4,400円
G6PD検査(初回のみ) 11,000円
グルタチオン点滴(白玉点滴)  
グルタチオン点滴(白玉点滴)
※診察のみの場合は1,000円(税込)
1000mgまで 5,500円
1500mgまで 8,250円
その他  
プラセンタ治療
(ラエンネック)
1A 950円
追加1A 550円
マイヤーズカクテル 4,400円
8-OHdG検査 8,250円
Lypo-C 7,776円

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